糖質制限ダイエットをわかりやすく解説します
こんばんは、こーちゃんです。
私は家系的にも血糖値が上がりやすいので、低糖質な食事を作って食べています。
ちまたでは、減量するなら糖質制限とよく言われますが、なぜ糖質制限をすると痩せるのでしょうか?
そこを今回お話したいと思います。
糖質制限ダイエットとは
糖質だけを制限する食事法ですが、まず糖質とは体の中で消化吸収され、体のエネルギー源となる炭水化物のことです。
炭水化物は、糖質と食物繊維からできています。
炭水化物=糖質+食物繊維 です。
体のエネルギーになる栄養素は、炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質、アルコールがあります。
糖質制限ダイエットは、その体のエネルギーになる糖質だけを制限するダイエット法です。
そして糖質を減らした分、脂質やたんぱく質でエネルギーを摂りますが、それでも体重が減ると考えられてます。
でもなぜ、脂質やタンパク質を代わりに摂っているのに、体重が減るのでしょうか。
体重が減る理由
理由は2つあります。
理由1. 中性脂肪が減るから
糖質を制限すると、体のエネルギー源である「ブドウ糖」が足りなくなります。
その代わりに、体内で蓄えられていた中性脂肪がエネルギー源として使われます。
中性脂肪が減ると体重も減ります。
※中性脂肪=血液中の脂肪。体内のエネルギー源であるブドウ糖が不足したとき、補うための出し入れ可能なエネルギー。
体重が減るしくみ
体重が減るとは、中性脂肪が減るということ。
エネルギーとして使われる→余分な中性脂肪(脂肪)が減る→体重が減る
体重が増えるしくみ
逆にたくさん食べると、エネルギーがたくさん作られ余ります。
エネルギー余り→肝臓で中性脂肪に変身→皮下脂肪や内臓脂肪で蓄えられる→体重が増える
↓ ↓ ↓
これが太るということ。
体内の脂肪が増えて、お腹周りなどが太くなります。
理由2. 中性脂肪が作られないから
糖質を制限すると、食後の血糖値もそれほど上がりません。
そうなると血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌も抑えられます。
※インスリン=ブドウ糖がうまく細胞の中へ取り込まれエネルギーとして活用できるように働きかける。また食べ過ぎた時など、肝臓で貯蓄されずに余った血中のブドウ糖を脂肪細胞に送って中性脂肪として取り込むよう命令を出します。
つまり、糖質制限により糖質摂取を控えるため、余分なブドウ糖が作られません。
余分なブドウ糖がないので、インスリンも多く分泌されないため、中性脂肪として脂肪細胞に取り込まれる(=太る)事もなくなり、太りにくくなります。
糖質制限しない方がいい場合
糖質制限では糖質を控える代わりに、タンパク質や脂質を増やして栄養や食事量を補うので、胃腸の調子が悪い時や、体調不良で消化機能が落ちてる時は、糖質制限は控えた方がいいと思います。
なぜなら、タンパク質(肉魚卵など)や脂質(油脂など)は、消化されにくく時間がかかり胃腸に負担をかけるからです。
野菜も食物繊維が多いものは、腸に負担をかけるのであまり良くないです。
私も胃腸の調子が良くないときに、糖質制限食を続けていてお腹の調子が治らなかったことがあります。
そのため、消化に優しく胃腸に負担をかけない食事に切り替えたところ、お腹も治りました。
お腹は正直ですね。
消化にいい胃腸に優しい食事は、前の記事をご覧ください↓
まとめ
糖質制限ダイエットは、体のエネルギーになる糖質を制限するダイエット法です。
体重が減るしくみは、糖質を控えることによって、体内の中性脂肪つまり脂肪が使われる&作られなくなることで、体重が減っていきます。
まずは、自分の体調や体質に合わせて、加減しながらやっていくのがベストだと思います。
では、今日もお疲れさまでした!