糖質オフ甘味料〜ラカントとエリスリトールの違いって?
(2/1/2021 改定)
こんにちは、こーちゃんです!
私は血糖値が高めなので、糖質制限をしています。
糖質制限されている人は、ラカントはご存知の方も多いかと思います。
「ラカント」以外でも「エリスリトール」という甘味料があり、どちらもカロリーがゼロ、血糖値を上げない甘味料です。
ラカントもエリスリトールも、砂糖よりもお値段は高いです。
ラカントは、スーパーやドラッグストアなどの店頭でも買えますし、インターネットでも購入ができます。
先日、ラカントホワイトの1kg(業務用)をAmazonで購入しました。
このラカントホワイトは、店頭ではあまり売られていなくて、業務用の大容量サイズというのもインターネットでしか買えないと思います。
ラカントホワイトの特徴は、白色の顆粒で、味は雑味が少なくさっぱりとした甘さです。
通常、店頭で売られているものは、ラカントSという茶色の顆粒(粉状)か液体です。
量も少なくて、味は黒糖のようなコクのあります。
ラカントの種類や基本的なことがわかる記事はこちら↓
【ラカントとは】キホンの種類と特徴がわかる~糖質や危険性まで | こーちゃんとヘルシーライフ
ちなみに、ラカントとエリスリトールの違いはご存知でしょうか?
冒頭でも申し上げた通り、どちらもカロリーゼロ、血糖値に影響を与えない甘味料です。
ラカントとエリスリトールの違いは、大きく1つだけで、羅漢果が入っているかどうかです。
エリスリトールには羅漢果が入っていませんが、ラカントには羅漢果が入っています。
「エリスリトール」の成分は、100%エリスリトールです。
エリスリトールという甘味料は、果物や発酵食品からできた天然の糖アルコールです
その甘さは砂糖の約70~80%くらいで、砂糖よりは甘くありません。
「ラカント」は、2つの成分からできていて、主成分はエリスリトール、そして羅漢果という果実から抽出された羅漢果エキスが微量に入っています。
羅漢果は中国の限られた場所で栽培されている珍しい果実です。
その果実から高純度の羅漢果エキスを抽出し、砂糖の300倍もの甘さがあります。
この羅漢果エキスのカロリーはゼロで、血糖値も上昇させません。
羅漢果エキスを入れることで、主成分のエリスリトールだけでは不足している甘さを補い、ラカントを砂糖と同等の甘さまで引き上げています。
ただし、羅漢果の生産量が少なく高価なため、ラカントの価格も高くなるようです。
実際ラカントの価格は、エリスリトールよりも約2〜3倍ほど高いです。
ラカントの甘さは砂糖と同じで、表記は100gあたりカロリーはゼロ、糖質は99.8gとなっています。
糖質は砂糖のように高いですが、ラカントの主成分のエリスリトールは、体内に吸収された後、使われずにほとんどが尿や便として体外に排出されるため血糖値は上がらないのです。
エリスリトールもラカントも血糖値を上げないので、血糖値が高い人やダイエット中の人にも使われています。
エリスリトールとラカントの「成分・値段・味」の違いがよくわかります↓
【エリスリトールとラカントどっちがいい?】成分・味・値段の違い | こーちゃんとヘルシーライフ
甘さ控えめで、安価な甘味料を求めるなら、エリスリトール。
値段よりも、砂糖と同等の甘さを使いたい(お菓子作りなどで)場合は、ラカントがおすすめです。
ちなみにエリスリトールとラカントの両者に言えることは、多量に使う場合、冷めた時に結晶化するので、ジャリジャリとした食感になります。
とくにお菓子は大量に使うので注意が必要です。
大量だとラカントのクセのある苦みを感じやすくなります。
ラカントの苦みを消す方法はこちら。
【ラカントのお菓子が苦い】「苦味」の理由と消す方法 | こーちゃんとヘルシーライフ
例えば、焼き菓子は冷えた後ジャリジャリとした食感になったり、砂糖の時より膨らみにくくなります。
あと、ひんやりとした冷涼感があるので使う量によっては冷たい食感になります。
お菓子作りには、エリスリトールよりもラカントの方が向いています。
ラカントの方が甘味が強く、砂糖と同じ甘さ&重さで使えるので便利です。
お菓子によっては、冷えた後にザラザラした食感や膨らまないことがあります。
そういう場合は、砂糖と併用してザラつきを防いだり、ベーキングパウダーを使って膨らみを補強するといいです。
ラカントでケーキを膨らませる詳しい方法はコチラです↓
【ラカントでお菓子作り】ケーキが膨らまない~3つの解決法 | こーちゃんとヘルシーライフ
ちなみに、おかずなどの料理については少量なので、ラカントもエリスリトールも、砂糖と変わらない感覚で使えると思います。
ラカントもエリスリトールも、ダイエット中や糖質制限されてる方におすすめの甘味料です。
※新しいブログで糖質制限について、いろいろ書いています。ぜひご覧下さい。
ではよい一日を!