【心の健康ウィーク6】心が痛むものには、取り去らず、持ち続けていい/持ち続けるべきべき痛みもある
こんばんは、こーちゃんです。
今日は、【心の健康ウィーク】と題して、心について書く6日目になります。
みなさんは、考えるだけで胸が痛くなるような思い出ってありますか?
私はありまして、過去を振り返り今は、親に心配をかけないで生きていきたいなと思うときに、いつも胸がぎゅっと苦しくなります。
その痛み、取れることなら取り去りたい。
でも、簡単には取れなくて、忘れてはいけない思いなので、今の私には必要な痛みなんだと思います。
必要な心の痛みとは
心の痛みには、小さな痛みと大きな痛みの2つがあります。
- 自分はさほど重要視してない軽い痛み。
- 自分にとって大切なことなので胸が痛み、その痛みは深く簡単には消えない。
後者の「深い痛み」は、自分にとって大事なことを問題視しているので、痛みは簡単に消えませんし、向き合うべきことである為、今は「取ることができない持ち続ける痛み」になります。
自分の胸がズキズキする話
私は以前、病気をして手術を何度も受けたり、その他の事でも親に随分と心配をかけたと思います。
今は落ち着いて生活できるようになりましたが、その過去の経験も踏まえて、「これからは親に心配をかけないようにしよう」と決意が込み上げてきます。
そんな時、いつも心はズキズキと痛いので、取れるものならこの痛み取ってしまいたいという気持ちになります。
でも、どうしても取れないんです。
妹の一言で気づいた大切なこと
先日、私の姉妹に、「親のことを思うと胸が苦しくなるんだよね」と言ったら、
「その痛みは無くしちゃいけない痛みなんだよ」と言われ、はっとしました。
私はその痛みとともに、
心配をかけた親への謝罪の気持ちと、
助けてくれた親への感謝、
今後は心配かけずに生きていこうという思い、
がいつも自分の中に現れます。
その胸の痛み取り去ることができれば、思い悩むこともないでしょうが、同時に、心の中で感じていた思い「謝罪、感謝、決意」も、思い返すこともなくなるでしょう。
でも私はその3つの思いを忘れずにいたいです。
持つ続けるべき痛みもある
自分の心が痛むような経験をして学んだことは、大切な教訓になります。
心がズキズキして痛くても、それは自分にとって必要な痛みです。
取り去る必要もないし、今の自分にとって持つにふさわしい痛みということです。
その痛みを手放していいタイミングは、本当に自分がその教訓を克服した時です。
さいごに
胸が痛いのは不快ですが、目をそらしても逃げても、自分の問題は無くならないし、解決もしません。
だったら、そのことから目をそらさずに、胸が痛いのは自分が気にしていること、と自覚して認め、その気持ちが自然と消えるまで持ち続けていけばいいと思います。
心のズキズキは、あなたにとって大切なものを教えてくれるサインです。
では、いい夢を!