こーちゃんの食で心も体もヘルシーに

米国で栄養士&パティシエをしてました。「食と健康」をわかりやすく話します。

味の好みで性格がわかる。あなたは何味が好きですか?

こんにちは、こーちゃんです。

 

昨日、「コーヒーの好みの飲み方で性格がわかる」という記事を書いたら、今度は五味でも性格がわかるということも知り、また興味が湧いて調べてみました。

 

味には、甘味、塩味、辛味、酸味、苦味、の5種類があります(近年はそれにうま味も加わりましたが)。

私は、苦味と塩味(あまり塩からくない)が好きです。

みなさんも、その中で好みの味があると思いますが、どれがお好きですか?

 

味で好みで性格わかる

どの味が好きですか?

 

 

その味の好みで、ある程度、人の性格を診断できるそうです。

それを提唱しているのは、味覚研究をされている慶應義塾大学共同研究員、AISSY株式会社の「味博士」鈴木隆一さんです。

鈴木さんいわく、

人の性格は以下の3つの気質のバランスで構成されていて、味覚の好みも気質に関係しているそうです。

 

  1. 好奇心旺盛型(新しいものが好き)
  2. 慎重型(安定を求める、あまり冒険はしない)
  3. 承認欲求型 (人から認められたい)

 

 

【甘味が好きな人】

慎重型+承認欲求型

明るく気さくな性格ではあるが、意志が弱くて勇気が足りず、冒険精神が乏しい。

安定的な快楽を求めるため、恋愛では甘えん坊な一面も。

周りからどう見られているかを気にするため、他者からの評価が高い「モテる人」と付き合いたがることも多い。

 

【塩味が好きな人】

好奇心旺盛型+慎重型

計画性が強く、苦労を惜しまないが、義理人情をあまり気にしない。

今まで交際してきた人とまったく違うタイプの異性を突然好きになるなど、新鮮な恋愛を求めることも。

 

【酸味が好きな人】

好奇心旺盛型

冒険心が強いが、どこか偏屈な性格であることが多い。

交際があまり得意ではなく、寛容性が足りない。

あまり人の目を気にしないタイプ。

 

【辛味が好きな人】

好奇心旺盛型+慎重型+承認欲求型

機転が利くが、お世辞などの甘い言葉に弱い。

一方で、周囲のアドバイスに逆らったり、他人の欠点にケチをつけたりするなど、性格にムラがある。

 

【苦味が好きな人】

やや承認欲求型

意地っぱりだが、ロマンチストの人が多い。

苦味は繰り返し学習することで好きになる味。

ビールやコーヒーなどが大人の味と言われるのは、経験の積み重ねにより味の嗜好が変わるから。

 

↑たしかに、私も大人になって「苦味」をおいしいと感じるようになりました。

その例として、ビール、コーヒー、苦めのチョコレート、ゴーヤなどですね。

 

その他の味

【薄味が好きな人】…穏やか、計算高い
【濃い味が好きな人】…ストレスを感じている
【野菜が嫌いな人】…イライラしやすく、短気
【猫舌な人】…穏やか、のんびり屋

 

上記は、もともとの性格というより、食生活によってあとで性格が作られたと考えられます。

 

とくに「味の濃さ」は、ストレスの影響の可能性が大きいです。

人は強いストレスを感じると、交感神経が緊張し、アドレナリンが過剰放出されることで正常な唾液の分泌ができなくなります。

すると味の感受性が落ち、ますます濃い味を求めるようになってしまいます。

強い甘味や激辛料理を好む人は、注意が必要です。

 

野菜嫌いの人は、ミネラル不足などが影響し情緒不安定になっている可能性があります。

 

猫舌の人は、他人より時間をかけて食事するうちに、無意識下で「自分はのんびり屋」と自己暗示がかかったため、穏やかな性格になったかもしれません。

 

さいごに

みなさん、いかがでしたか?

この味の性格診断は、求める味によって、分泌されるドーパミンセロトニンなどのホルモンが関係していて、そのホルモンの働きによって何を求めているかがわかるそうです。

 

私は、苦味と塩味と薄味が好きですが、「薄味」って、「穏やかで計算高いそうです。

正直、計算高かったら…

もっと上手に生きてるよ〜(´༎ຶོρ༎ຶོ`)、と思いました。

 

あまり外出されない方も多いと思いますが、週末ゆっくりお過ごし下さい!