こーちゃんの食で心も体もヘルシーに

米国で栄養士&パティシエをしてました。「食と健康」をわかりやすく話します。

食欲は暖色系で増す。色で食欲は左右される。

こんばんは、こーちゃんです。

 

私たちの食欲は、目に入る色で左右されことがあります。

 

食品を扱う、飲食店やスーパーなどは、お客の購買意欲を高めるために、食欲が増す「赤」「オレンジ」「黄色」などの暖色系の色を、看板、お店の装飾、広告などに使用しています。

 

心理学でも色は食欲に影響すると言われており、料理の色、お皿の色、背景の色なども、色によって食欲は左右されるようです。

 

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食欲をそそる色は「暖色系」

赤、オレンジ、黄色などの「暖色系」は、食欲をそそる色として神経を刺激します。

 

は、刺激、食欲、空腹感を高めます。

黄色は、幸福、親愛感を想像させます。

 

オレンジ色の照明の下で見る料理がおいしそうに見えるのは、「暖色系」の色を使っているからです。

 

「暖色系」の色を使う飲食店が多い

「暖色系」の色を、多くの飲食店が看板やロゴ、メニューなどに使っています。

 

「赤と黄色」を、お店の看板やロゴに使っているファーストフード店は多く、ごく一部のお店の例としては、

マクドナルド、ガスト、KFC、ピザハットなどです。

アメリでも、ファーストフード店は、どこも赤と黄色の看板が多かったです。

 

「赤色」だけでも、たくさんの飲食店や食品飲料メーカーがロゴに赤を使っています。

コカコーラ、Nissin(日清)、なか卯餃子の王将などです。

 

食欲をなくす色は「寒色系」

青、紫、灰色、黒などの「寒色系」は、食欲をなくす色になります。

 

以前テレビで、海外の寿司店青色のクレープ生地で巻かれた巻き寿司を見たんですが、全く美味しそうに見えなかったし、食欲もそそられませんでした。

 

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日本人女性が、ダイエットのために、食事に全て青色の食粉を入れて、食欲を減退させ見事にダイエットに成功したそうです。

私にはできない…。

 

さいごに

人間は本能的に色で、食べたいかどうかを判断しています。

いかに目から見えるものが大事か、と言えますよね。

「暖色系」の色によって、食欲は刺激を受けて増します

食に関するお店は、それを利用しています。

 

私たちはおうちでも、色のマジックを利用して、ダイエットをしたり、食事をよりおいしく頂くのも可能になると思います。

 

では、今日もお疲れさまでした。